いえづくりメモ

コロナの渦中に家を建てます。その詳細などを記していきます。

土地の話と、建物減額調整が大変すぎた話。

元々、ネットの土地探しから始めましたが中々見つからないので、大手ハウスメーカー工務店をまわってプランニングしてもらいがてら土地探しも依頼していました。

 

ですが要望に沿った土地が見つかったという声がかからないので、引き続きこまめにネットで土地探し。その時に見つけたのが今の建築条件付きの土地です。

 

 

見つかった土地

特にピンときた訳ではなく、大よそ希望通りだよなあ位の軽い気持ちでした。

散々色々なハウスメーカー工務店で見積もりをしてもらったのですが、本当に各社で建物価格が違いすぎるので、まず建築条件付きの土地の場合、その工務店の建物の概算見積をしてもらって自分達の予算圏内かどうかを確認してみないことには始まらないという感じでした。

 

そしてこの工務店と1ヶ月程間取りの打ち合わせをした後に出てきた概算見積もりが自分達の希望額に近いものでした。

 

我が家は夫が車好きでビルトインガレージを希望していたので、建物価格もどこで聞いても希望よりも高かったので、ここで初めて「おっ!いいかも!」と思ったのでした。

 

概算見積もりから詳細見積もりへ

ただ、夫はずっと「概算見積もりはあてにならないからまずは詳細見積もりをしてもらってから」ということはずっと言っていました。

なので概算見積もりからしばらくたってプランが確定してから詳細見積もりをしてもらいました。

 

詳細見積もり結果

間取りは概算見積もりから変わっていないのに、概算見積もりから+500万円以上建物価格が上がっていた上、オプションも500万円以上になっていました。

工務店ではあまりリアクションはしませんでしたが、夫も私も、あくまで概算見積もりだけれど乖離がありすぎる・これを最初に聞いていたら最初から打ち合わせはしなかったのにと呆れモード。

 

なんかよく分からない意地発動

今思うと、「もうここで建てることはないな」と思ってもいい位の価格の乖離さだったのですが、なぜか私も夫もここまでくるのにも何度も打ち合わせを重ねてきて無駄にしたくないと思ったのか(笑)、詳細見積もり書を何日もかけて見直しました。

 

私、夜中に全ページ計算し直して見積もりの計算間違いがないかもしてます。

 

夫はひたすら、どうしてこんな価格になるのか赤で書き込みをして自分達がいらないものは削っていました。

 (後日、減額調整したものなど記そうと思います)

 

そして次の打ち合わせ日

今までは家族みんなで打ち合わせに行っていたのですが、なんだかもうどうでもいい気持ちもあったし夫だけで事足りたので(笑)、夫のみ行く事になりました。

 

夫が工務店に伝えたこと

まず正直に、概算金額と詳細見積もりの金額の乖離がありすぎることを話したそうです。その上で、詳細見積もり書からこちらが減額する箇所や間取り変更(減額のため)を伝えました。

 

ここですごく重要だったんだなと思うこと

私、夫が夜な夜な詳細見積もり書に書き込みをして、1000円単位で減額しているのを見てなんだか疲れてきて「もうそんなに細かく言わなくてよくない?安くしてって交渉した方があっちもいいんじゃない?」って言ったんです。

 

でも夫は「そういうのが工務店にとっては一番困る。細かくてもいいからこっちができる減額事項はこっちから提示して、あとは工務店がいくら頑張るかって話だから」と言っていました。

 

そして最終的に

最終的にはこちら側で相当数減額事項を伝えたので、なぜか工務店側も「うちとしても頑張ります」という流れになり、当初予定していた建物価格に比較的近い金額に収まりました。

 

本当、ただ安くしてくれって言われるのが工務店は一番困るんだなあと実感しました。

夫の減額事項はとても細かく多岐に渡っていたのですが(私はそれが工務店にとっても面倒なことなのだと思っていた)、工務店側は面倒な態度や嫌な態度をとることなど全くなく、「沢山検討して頂いてありがとうございます。」と言いながら、設計の方と1つ1つ確認しながら減額していきました。

 

とりあえず最終的に見積もり書にある値引き額はどこまであてになるかは分かりませんが、300万円とちょっとです。

 

こちらで建てることに決まったのでもう良いのですが、あんな面倒なこと二度としたくありません!!!!(笑)

 

 

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ケチりまくってます、コンセント。

家づくり、手放しで楽しんでる方って凄いなーと思います。

私は限られた予算の中から決めるのでいつも金額とにらめっこで、金額を気にせず好きなもの選んだ箇所は1箇所もありません(笑)

 

そしてすごく決めることが苦手なので、決めては辞めて、決めては辞めてを何度も何度も繰り返しています。

でも不思議なもので、何度も何度も考えて辞めてを繰り返していくと、おのずとふるいにかけられて最後にはしっくりとくる物になっていくんですよね。

 

限られた予算の中から自分なりに良い!!!と感じたものだけを考えた上選んでいっているので、建ててもいないのに既に頭の中で愛着があります(笑)

 

ただ、金額とにらめっこしていると、本当ケチになるんですよね・・・・。

 

というのも、例えば3000円ってそこまで大きな額ではないですよね?

誰かのプレゼント代とかだったら全然安い位だし、その額だったらお財布にもいつも入っているし。

 

でも家のことになるとケチりたくなるんですよ!!これが!!!!!

 

コンセントが大体1箇所3000円位なんですけれど、迷っている場所につけるかつけないかで1週間位平気で悩んでたりします。

 

そして先日結局、謎の「自分が払うからここにコンセント追加する!」と夫に言ったりして、何がなんだかよく分からん(笑)

 

注文住宅ってこだわりだしたらどこまでもこだわれるから大変ですね。

建売とかで元からそういう家だったらコンセントの位置なんて考えもしないし、不便だったとしても延長コードつーかお♪位なのになー。

 

とりあえず、今日はスイッチの位置やコンセントの位置を清書して次の打ち合わせに備えたいと思います。

 

 

 

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家の契約、終わりました!・・・が。

昨日、工務店との土地・建物契約が終わりました。

夫が話を聞いて、契約書にサインをしてくれました。

私はというと、昨日3ヵ月程まえに予約していた脱毛の施術予約があったのをすっっっっかり忘れていて、それを前日に思い出し、

前日キャンセルは料金がかかるので、泣く泣く(?)脱毛の施術が終わってから契約中の夫(+子供2人)と合流しました。

 

これで、この土地で建てることがもう決まったんですね。

みなさん、契約が終わるとどんな気持ちになるんでしょうか?

普通、嬉しいのかな??

 

私はというと、どちらかというと心配といいますか不安というか・・・。

複雑な気持ちです。

 

というのも、いま年中の息子がいるのですが、その子は転園ということになります。

これから私はその幼稚園探しをまた1から始めなければいけないですし、環境の変化がすごく苦手な子なのできちんと馴染めるかが心配です。(私も苦手)

 

ただ、これは建てる前から決まっていたことで、いつか家を建てることは決定事項だったので、小学校に入ってから転校するよりも随分マシなはずだと自分に言い聞かせるしかありません。

 

幼稚園探し、どうなるのかな・・・。。。

 

ふう、気持ち入れ替えないとダメですね。

とにかくもう幼稚園に関してうだうだ言うのは辞めます!何より息子が不安になるので。

 

息子の前で引越や幼稚園の転園に関する話題は出さない、決まってからしっかり説明する!!

 

 

 

憂鬱な気持ちを忘れるために、ちょっと気分転換が必要ですね。

 

 

 

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キッチンのワークトップ、何にする?

キッチン選び、我が家も難航しました。

 工務店で標準で選択できたのはPanasonicのVスタイルとリクシルのシエラ。

キッチンをこだわる方もいらっしゃると思いますが、私はそこまで料理が好きな訳ではないのであまりこだわりがなく、他のことに予算を使いたかったのでキッチンのグレードアップはしませんでした。

 

また、標準で選べるのはその2つのメーカーのうちI型造作対面プランのみ。

I型フラット対面プランは追加料金がかかるとのことから始めから視野に入れませんでした。

シンクやワークトップの素材選び

シンク

シンクに関しては珈琲をよく飲むので着色を恐れ、ステンレス一択でした。

ワークトップ

ここ、大変迷いました。今まではステンレスだったので次は人造大理石にしたい気持ちもあったからです。

私が考える、ワークトップがステンレスと人造大理石のメリットデメリットをあげたいと思います。

 

ステンレスワークトップのメリット・デメリット

〇メリット

・ステンレスシンクと一体成型にできる

・汚れが沈着しづらい

・一体成型にしたことでつなぎ目に汚れがたまりづらい

×デメリット

・デザインによっては古くさい印象になる可能性がある

・手垢や水滴が目立つらしい

・選択できるステンレスがエンボス加工しかなかった為、エンボス加工は磨けない

人造大理石ワークトップのメリット・デメリット

〇メリット

・色のバリエーションがあり、キッチンが明るく見える、おしゃれ

・水垢や水滴の後が付きづらいらしい

×デメリット

・色素沈着しやすい

・シンクはステンレスのため、つなぎ目の劣化などが気になる

・紫外線での経年劣化があるらしい

 

私が人造大理石で気になったこと

私が最後まで気になったのはシンクがステンレスでワークトップが人造大理石だった場合、つなぎ目ができることと、人造大理石の耐候性(紫外線などでの変色)でした。

つなぎ目にかんしてはPanasonicとリクシルショールームで聞いてきたことを後ほど紹介します。

耐候性については、まず人造大理石の材質から説明します。

 

◆PanasonicのVスタイル(I型対面造作)

人造大理石~不飽和ポリエステル系樹脂

リクシル シエラ(I型対面造作)

人造大理石~アクリル系BMC(アクリル系樹脂)

 

私が選ぶキッチンはこの2択でしたが、実は人造大理石はその材質から経年劣化(紫外線等)で変色しやすいものとしづらいものがあるそうです。

 

そしてその耐候性が比較的良いと言われているのがアクリルで、その逆の悪いと言われているのがポリエステルでした。

 

ここで、残念ながらVスタイルの人造大理石は選択肢から消えます(笑)

残った選択肢はVスタイルのオールステンレスか、シエラのオールステンレスorシンク(ステンレス)・ワークトップ(人造大理石)です。

 

ここで値段の比較もしたかったため、当初の見積もりではVスタイルが入っていたのでリクシルのシエラも見積もってもらいました。

そして見積もりの結果、なぜかシエラよりもvスタイルが激安であることが分かり、結局迷うことなくVスタイル一択になってしまいました。

 

めちゃくちゃ素材とか調べて時間がかかったのに、結局選択の余地すらなかったんかーい(笑)って感じです。ちなみに、ショールームで担当の方に沢山質問しましたので下記載せておきます。

 

メーカーの方が話すシンクのつなぎ目・人造大理石の質について

Panasonic

・シンク(ステンレス)でワークトップ(人造大理石)のつなぎ目が気になると話すと、でしたらステンレス一体成型をおすすめしますと断言されました。

やはり違う素材を繋ぎ合わせているので、経年劣化はありますと話されていました。

 

・人造大理石の紫外線等による色の変化について(vスタイルの場合)は電話にて問い合わせしました。すると、

10年、20年でそういった色の変化があったお声は頂いております(あるんかーい)とのことです。

 

リクシル

ショールームの担当者の方につなぎ目の劣化等の話をすると、自分はそういった不具合を聞く担当の部署ではないので確かなことは言えないが、普通に働いている範囲内でそういった声は聞いたことがない、また家族が5年程使っているがとてもきれいです、とのことです。

・人造大理石の変色に関しては、一般的に耐候性に優れていると言われるアクリル系を使っているのは気にされなくてもいいのではないかとおっしゃっていました。

 

こうやって書いていると正反対のことを話されていますね。

まあ、我が家は結局予算の関係上選択の余地すらなかったんですけどね(笑)

 

最終的にはオールステンレスのエンボス加工のキッチンに決まった訳ですがどうなるのか楽しみです。

人造大理石の方がおしゃれに見えると言われていますが、我が家はレンジフードもその横につくペンダントライトもシルバーにするので、逆にキッチンがオールステンレスの方がスタイリッシュになるような気もする、と思っています。

 

キッチンは本当に迷って色々調査したのでみなさんの参考になると嬉しいです。

疲れるくらい迷いましたが決まってしまえばしっくりくるので、迷っている方も今は大変だと思いますが沢山情報を集めてご自身の納得のいくまでこだわってくださいね。

 

 

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気になるものは掛け率を聞くべし。

家を建てるにあたって、最初にこうしていれば良かったなあということの1つに、入ってくる建具なりキッチンなりの掛け率を最初にしっかり聞いておけば良かったということがあります。

 

 

その1つが

建具の掛け率

 

というのも、私が建てる工務店は基本的にPanasonic製品を多くいれています。キッチンもお風呂も建具もPanasonicでした。

 

工務店と打ち合わせした当初、「何が安く入ってきますか?」と聞いた時に、「うちはパナが安く入りますよ」ということだったので、何の疑いもなく建具をPanasonic方面で決めていったんですよね。

 

ですが、建具などは後半になって「うーん、値段によってはリクシルも安く入りそうな気がする・・」と思い、掛け率を聞いてみるとなんとPanasonicリクシルの建具の掛け率が同じことが判明!!

 

そうなると元々の価格がリクシルの方が低かったため、結果的にリクシルの建具の方が安くなることが分かりました。

 

その事実はPanasonicの建具に全部決めた後に知ったので、また1からリクシルの建具を選び直しました・・・。

 

建具の標準がPanasonicのAPだったが・・

 

あと、元々工務店で標準で入れていた建具が、PanasonicのAPシリーズだったのですが、

esctlg.panasonic.biz

APシリーズ、折れ戸や開き戸の取っ手が丸いハンドルなんです。

折れ戸の時、丸いハンドルってなんだか開けづらくないですか?

それが個人的に嫌でした。でも建具の価格の抑えたい気持ちはあったので、そんな中見つけたのが、リクシルのTAシリーズ。

 

www.lixil.co.jp

 

これだと、ハンドルがよくある掴みやすい形の上価格も安いんです。

安いのなら品質は?と思うですが、材質などはリクシルのラシッサSと全く同じ物とのことでした。それなら安心。

 

PanasonicのAPだと取っ手が丸くて個人的に掴み辛そうな上、表面に貼っているシート等はベリティスシリーズとは違うものとのことだったので、リクシルTAに軍配が上がりました。

 

TAシリーズ、あまり使っている方がいらっしゃらなくて情報がなかったのですが、私が知っている限りでは

・ラシッサSと同じシートを使っている

ショールームにはTAの建具はないが、ラシッサSと同じ素材なのでそちらを見て下さいと案内されました)

・価格が抑えられている理由は、色や形が限られているからですとのこと。

 

あと、

給油暖房システム

 

 

我が家は当初標準で当たり前のようにエコジョーズがついていたのですが、夫としてはガス(我が家はプロパン)は高いから違うものの方が月々の光熱費が安いのでは?と言っていました。

 

ですのでエコフィール(灯油)とエコジョーズの光熱費の試算をお願いしてみると、エコフィールの方が安いのです。

 

勿論灯油もプロパンも値動きがあるので確定ではありませんが、現段階で確実にランニングコストを抑えられるのはエコフィールでした。

 

だったらエコフィールを付けた方がいいのでは?なぜ当たり前のようにエコジョーズが付いているの?的なことをもっとオブラートに包みまくって柔らかく工務店に聞いたところ(笑)、

 

取引先の関係で最初はエコジョーズになっているが、変えてもらう分には全く構わないという回答でした。

 

これ、建具と同じで、どこから仕入れるかみたいな付き合いのある取引先がもう工務店で決まってしまっているんですよね。

 

あまりこだわりのない方はそのままでいいと思うのですが、我が家のように限られた予算の中かつこだわりのある場合、工務店側からそういったことは教えてくれないので、コツコツとどれが安い、どれは高いと自分で調査していくしかありません。

 

 

 

昨日、これも良いかなと書いていたサンワカンパニーのアルミ巾木。

よくよく見てみるとアルミ調巾木でした。

www.sanwacompany.co.jp

 

材質は

●材質:ABS樹脂+アルミ調PETシート貼
カラー:アルミ調ヘアライン仕上げ

とのこと。はたしてこれってどういう物なのかいまいち想像がつきません。

とりあえずサンプルを取り寄せることにしたので、それまで考えるのは延期ということにしました。

 

 

 

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家を建てる中だるみの時期と巾木選び

我が家は契約前に、すぐにでも家を建てられるくらい綿密に打ち合わせをしたので、今週末の契約を前にしてなんだか中だるみの時期に突入しました。

 

今まで毎日何時間も間取りや建具やクロスを考え続けたので、残すところ巾木位になってくると、もうなんだか何になってもいいような・・・ ?

 

巾木、どうしましょう。

 

というのも、すっきりした物が好きなので白い巾木が好みではあるのですが、埃や汚れがとても目立つそうで。

 

そうなると掃除が好きではない身からすると、白い巾木は避けたい。でもすっきり見せたい気持ちもある。

 

そして、我が家はリビングにSOLIDOという内壁材をはります。

SOLIDOは見た目はモルタルのようなコンクリートのようなデザインです。

 

リビングにはそのSOLIDOの面と白いクロスの面ができるので、巾木をどこに合わせたらいいものやら。

 

www.kmew.co.jp

 

設計の方と話した時には、

・巾木をつけないのはお勧めできない

・1つの部屋で巾木の色を分けるというのはしない方がいい(というかできない)

・アルミの巾木は高くなる

 

と言われました。そうなるとやっぱり床がチェリー系なので床に巾木を合わせることになるのかなあ。

 

とりあえずさっき、サンワカンパニーのアルミの巾木を見つけて値段がそこまで高いようではなかったのでそのあたりを聞いてみようかなと思います。

 

www.sanwacompany.co.jp

 

住んでしまえば全く意識もしなくなりそうな巾木も、いざ選ぶとなると迷うよねー。

我が家、階で使っている床材が違うのでそこも合わせないと( ノД`)

 

 

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崖(傾斜地)の上に家を建てる

今回家を建てるにあたって土地探しから始めましたが、1年程土地を探していて思ったことはなかなか自分達の希望にあった土地はないということ。

そのうえ、私たち夫婦の場合はそもそもの土地の好みが違いました。

そういった経緯を経て、なぜ崖(通称)の上に家を建てることになったのか話していこうと思います。

 

 

 

私達夫婦の土地の好み

◆夫
実家の近くで山の近くであること
日当たりの良い家であること
家の周辺を家で囲われているような場所は好きではない
庭があった方が良い
地下鉄徒歩圏内

◆私
日当たりの良い家であること
私は土いじりをしないので庭はいらない
日当たりさえ確保されていれば家が周りにあっても良い
山よりは街の方がいい

日当たりの確保以外は、正反対の方向に向かっているような私たちです。

 

最終的に決まった土地

・南東向きで日当たり良好
・地下鉄徒歩圏内
・主人の実家近く
・庭となる場所が十分にある
・家の裏手に小川が流れており、そこが3m程の傾斜地となっている(通称:崖地)
・土地の4面のうち、2面がひらけている


随分夫寄りの条件となりました。

 

夫の好みの土地となった理由

ここには記していませんが、1つだけ私が譲れない土地の条件がありました。
それを夫は受け入れてくれたので、そのほかの条件は全て私が合わせました。

ただ気にかかるのは、裏手が3m程の傾斜地となっていてその下には小川が流れていることです。

 

家の裏に川があるって大丈夫なの?傾斜地ってどうなの?

まず私たちが確認したことは、洪水ハザードマップです。
その土地は、家の裏側に小川が流れているのにもかかわらずハザードマップには一切入っていませんでした。
通常 水は高いところから低い所に流れていきますが、私たちが探した土地は幸いその川上の方だったことと小さな川だったことなどから、現在の洪水ハザードマップ上では影響がないとされていたのでした。

そして裏に傾斜があるなかで家を建てることに関しては、それぞれの地域で定めているがけ条例というものがあります。

 

大田区 がけ条例

www.city.ota.tokyo.jp

 

私たちは自分達が住んでいる町の条例にはひっかからないように、建物をセットバックさせました。

また、地盤をとても重要視していたので、土地の契約をする前に地盤調査をし、杭などの必要のない硬い地盤であることを確認しています。

 

ただ心配はつきない

ですが、心配をしだすとキリはありません。

・庭で遊んでいる時に後ろに3m程の傾斜&小川があるというのは子育て家庭としては危険はないのか?
・最近では自然災害もとても大きなものになっているので、洪水などは大丈夫なのか?
・がけ崩れの危険性は本当にないのか?

こればかりは、分からないとしか言いようがありません。

ですが裏が小川であることは、仮に前面に大きな道路がある土地だったら、今度は道路に子供が飛び出さないかという心配にもなります。
なので過度な心配はせず、裏側にはフェンスもありますので子供が小さいうちから危険なことを教えていくことが大切だと思っています。

洪水などが大丈夫かに関しては、この土地(現在洪水のハザードマップの該当がない土地)が洪水でダメになるのであれば、洪水ハザードマップで現在色がついている個所はもっとひどい被害になります。
裏が小川があることで日々の降水量での川の増水は目に見えてわかるので、しっかり意識することが大切かなと思っています。

がけ崩れの危険性に関しては、一番心配しています。
幸い地盤が硬いことと、がけ条例の規制にかかる範囲よりもセットバックしていることなどから安全策はとっていますが、だから絶対に大丈夫ということにはなりません。

ただ3m程度の傾斜地であることと、いつできたものかは分かりませんが市で擁壁は作っていること、周りは住宅街ですがどこも我が家よりも小川に近く建設していますが大丈夫なことをみると、うーん、落とし所かなという感じです。


紆余曲折を経てやっと決まった土地です。

夫は今から庭造りの計画を立てているので、ここで良かったのかなと思っています。

 

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