コロナウイルスの渦中に家を建てる
今回、表題の通り家を建てることになりました。
30歳。夫、私、子供2人の4人家族です。
コロナウイルスが流行し、見通しがまだ不透明な中家を建てることには不安もありますが、そうした気持ちをみなさんと共有したり情報提供することで、
少しでもこれから建てる方のお役に立てれば幸いです
私自身そもそも安定思考といいますか、保身的な考えなのでこんな最中に家を建てて本当に大丈夫なんだろうか?と幾度も思いました。
ネットでも「コロナ 新築 大丈夫」など散々ネガティブワードを検索しましたが、不安をあおる情報はでてきました(工務店が倒産する 資材が入らない)が、リアルタイムでの情報はあまり出てきませんでした。
それでも「よし!建てよう」と決意できたのにはいくつかの理由がありますので、そういったことも含めて振り返っていこうと思います。
建てる決意をした理由
1.夫の職業
コロナウイルスの影響を受けない職種のため、収入が下がって住宅ローンが組めない、返済できないなどの不安はありませんでした。
2.住宅ローンを組みたい
夫の年齢的にもそろそろ住宅ローンを組んでしまいたいと前々から思っていました。
3.夫がこの状況にさほど悲観的でない
夫は仕事で大きな施設を管理したり工事を発注する側ですが、その夫がコロナウイルス の影響をあまり受けていないと言っていました。
(トイレが間に合わず代替品となった等はあったようです)
4.子供のこと
子供が小学生になる前に建て、転校をさせたくありません。
5.工務店とのこと
工務店との打ち合わせが昨年10月から毎週続いていました。
この5つが大きな理由です。
なかでも決め手となったのは、5です。コロナウイルス騒動の前から定期的に工務店と打ち合わせを重ね、内容がどんどん具体的になってきたのでもう後にひけないと言いますか、お互い(私たちも工務店も)もうここで契約してしまいたい(契約をとりたい)という雰囲気となりました。
この決め手の裏側にその他の大きな理由があり、後押しされたという形です。
ですので仮に打ち合わせなど全くしていない状態の白紙で、このコロナウイルスがあったとしたら恐らく「わざわざ今急いで建てる必要はない」と思い建てるには至っていない可能性がとても高いです。
また、実際コロナウイルスの影響を打ち合わせ中に感じたかと言われると、それは確実に感じました。
打ち合わせに感じたコロナウイルスの影響
1、ショールームがやっていない・再開後も予約制(激混)&時間制(1時間)
2、外出自粛期間中は夫のみ打ち合わせ
3、工務店の取引業者にコロナ陽性者が出て、念のため1週間だけ打ち合わせ延期
ただ、上記は致命的なものでは全くなくて、ちょっと不便だな程度でした。
それよりも、気持ちの上で「ちゃんと家、建つのかな」という思いが何もない時期よりはあるということの方がなんだかそわそわする感じです。
また、この状況下で家を建てることに関して疑問もあります。
コロナウイルス状況下による疑問
・収入が不安定になることで土地の買い手が減り、買い手市場になったことでもっと安くなるのでは?
・新築契約は間違いなく減るだろうから、契約をとるのに必死な工務店側が今後はもっと安く請け負ってくれるのでは?
・工務店、破たんしないの?
ですが、まず土地の買い手市場については
我が家では建てる期限の目標(子供が小学校に上がる前 夫の住宅ローンをそろそろ組みたい)等があるのであまり長い目で土地を選べないこと&1年ほど土地を見続けたがそもそも自分達の気に入る土地はなかなか出てこない ことを加味するともう落としどころなのかなといった感じです。
次に、今後は工務店等の値引きが激しくなるのではないかということに関しては
そうかもしれないしそうじゃないかもしれないけれど、上記の通り我が家には期限があるので短期間ではそう変わらないと判断したことと、今の工務店がそれなりに値引きを頑張ってくれていることからここもやむなしと言った形です。
最後に、工務店の破たんに関しては最も危惧していますが残念ながらこれに関しては解決策はありません。
ただ私たちがお世話になる工務店はそこまで小さくないので資金力の余力は多少あるのかなという推測(外れたら危なすぎますね)と、夫が私ほど心配していない(大丈夫でしょうというスタンス)と、後日書きますが、念のため住宅完成保証制度にも加入しておくということを落とし所としています。
こうして色々な理由を書いていくと整理されているようにみえるので決断も早かったのではと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際のところは私が優柔不断で考えがコロコロ変わるので「ねえ、本当に今建てて大丈夫なの?」とか「仕事で工事の影響ない?」とかめちゃくちゃ夫に言いまくってます。
ひとまず、我が家はこういった複合的な要因が交わって今回、この時期に家を建てることとなりました。
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